ファーストトーホー（2003年生、母ミスハヤテ）

経歴

デビュー前

2歳（2005年）

12月22日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は463kg。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るエスプリジャパンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2006年）

1月24日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3月27日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4月18日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したテラノハイスターを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のスイートピー特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5歳（2008年）

3月18日、約22か月半の休み明けで迎えた7戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアールスカーレットに1馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

4月30日、中5週で迎えた8戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したトルネードウェイにアタマ差届かず2着に甘んじた。

7月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、一般C3八九（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

8月5日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、一般C3十1112（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

8月25日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた11戦目は、一般C3六七（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミサトプライドに6馬身の差をつけて制した。

10月15日、中4週で迎えた13戦目は、一般C3五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のモエレジョイをハナ差振り切って4勝目を挙げた。

11月28日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、彩の国黒豚賞（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたホワイトグロウ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6歳（2009年）

1月13日、中6週で迎えた15戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で繁田健一騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のケイアイグールマンをアタマ差振り切って制した。

2月13日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で繁田健一騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のチャコティーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。