リードウイズダム（1991年生、母ターピツト）

リードウイズダム（1991年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のサイドチヤペル（当時9歳）と交配したターピツトが26歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は猿橋義昭。戦績は、中央平地7戦0勝、地方18戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年のC1。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

10月2日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

3歳（1994年）

1月16日、中9週で迎えた5戦目は、アラ系4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小林徹弥騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた6戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

2月12日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

4月11日、中7週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた8戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマントクセンリョウに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月18日、連闘で迎えた9戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北海道産（中津ダート1620m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチハーモニーに半馬身の差をつけて2勝目をマークした。

6月20日、中6週で迎えた11戦目は、原口末利騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストシローに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月3日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口末利騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったパークモンドから半馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた13戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったギオンタイガーから4馬身差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、手島勝利騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬ジョッキーズ・グランプリ第2戦（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた16戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノブルボンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月24日、中1週で迎えた17戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は原口末利騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた18戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた19戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1995年）

8月16日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた21戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原正和騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月26日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、上田浩喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B4（益田ダート1350m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。