グラッブユアダイヤ（2014年生、母グラッブユアハート）

経歴

デビュー前

2歳（2016年）

9月30日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦の紅蜀葵デビュー（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャカリキに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の美しいまち・あだちビュー坊特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドンビーアフレイドに5馬身の差をつけて制した。

3歳（2017年）

4月14日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦のジーナフォンテン・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2018年）

7月25日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた4戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦のウミネコ賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた5戦目は、朝顔賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた6戦目は、豊年特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホワイトキングダムに2馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

10月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、秋の宵賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月23日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた8戦目は、川越藩のお蔵米記念（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のアールケイワンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月22日、中3週で迎えた9戦目は、群馬県畜産協会長賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで止まることなく走り抜いたが、ティースワロに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月30日、中4週で迎えた10戦目は、一般B2五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（8戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5歳（2019年）

6月21日、約6か月の休み明けで迎えた11戦目は、伏姫スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（9戦4勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマイティウォーリアに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月14日、中2週で迎えた12戦目は、井藤漢方製薬のしじみの入った牡蠣ウコン杯（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のスガノファスリエフに1馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

8月30日、中6週で迎えた13戦目は、ハンデ戦のフライデーナイトスペシャル賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（11戦5勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた14戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、遊園地はよみうりランド!賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のノースガッツに1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

11月8日、中5週で迎えた15戦目は、菊日和特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、サバンナロードにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月29日、中2週で迎えた16戦目は、初霜特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスマートドレイクを3/4馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

6歳（2020年）

1月17日、中6週で迎えた17戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、睦月特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マーガレットスカイに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月21日、中4週で迎えた18戦目は、梅見月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

3月2日、中0週で迎えた19戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、忘れ雪賞（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。