マイティウォーリア（2016年生、母ミーナー）

マイティウォーリア（2016年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「強い戦士」。毛色は鹿毛。種牡馬のロジユニヴァース（当時10歳）と交配したミーナーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクリアファーム。2018年の平和賞(S3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、クリアファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、菊地昌廣によって324万円で落札された。

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2018年）

7月4日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は508kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るルマーカーブルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月31日、中3週で迎えた2戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

9月2日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

11月7日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

12月19日、中5週で迎えた5戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3歳（2019年）

2月20日、中8週で迎えた6戦目は、3歳戦のフリオーソ・メモリアル（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の花見月特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、グリードパルフェに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた9戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、キングバイデンに交わされて2馬身差の2着に敗れた。

6月21日、中5週で迎えた10戦目は、伏姫スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグラッブユアダイヤに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月14日、中2週で迎えた11戦目は、水葵スプリント（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットでバテずに粘り続けて、最後は2着のイントゥゾーンに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月9日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の新涼スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦のフライデーナイトスペシャル賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4歳（2020年）

4月3日、約7か月の休養明けで迎えた14戦目は、ハンデ戦の桜波スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

6月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、ハートビートナイター記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口達弥騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

11月6日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、江里口裕輝騎手を鞍上に迎えて、印西市コスモス賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた17戦目は、スポーツニッポン賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた18戦目は、九段坂賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江里口裕輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したアスールプラージャを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

12月31日、中2週で迎えた19戦目は、おおとり賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江里口裕輝騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5歳（2021年）

1月21日、中2週で迎えた20戦目は、睦月賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江里口裕輝騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月19日、中3週で迎えた21戦目は、如月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江里口裕輝騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた22戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、円通寺坂賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた23戦目は、わかば賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた24戦目は、春雷賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた25戦目は、スプリングナイト賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

7月2日、中8週で迎えた26戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ファイナル賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のプレストレジェーロを半馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

7月13日、中1週で迎えた27戦目は、アーバンステージ文月賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた28戦目は、スターマイン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた29戦目は、2021 35周年記念ムービー視聴回突破賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月8日、中3週で迎えた30戦目は、東京中日スポーツ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

11月17日、中5週で迎えた31戦目は、黄葉賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

6歳（2022年）

5月6日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた32戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、オイランソウスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

6月20日、中5週で迎えた33戦目は、サンスベリアスプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた34戦目は、ナイアガラスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた35戦目は、金シャチダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、4着に入り込んだ。

9月29日、中5週で迎えた36戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

7歳（2023年）

8月9日、約10か月半の休養明けで迎えた37戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、園田サマーダッシュ（園田ダート820m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた38戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

8歳（2024年）

3月6日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた39戦目は、4歳以上C1（姫路ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したクリーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4月3日、中3週で迎えた40戦目は、スプリントチャレンジ（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山龍太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったグランレイハートに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

4月16日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山龍太郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上B2 C1（園田ダート820m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大山龍太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、最後はクリーと並んで4着同着となった。