ルマーカーブル（2016年生、母ミスリンディ）

ルマーカーブル（2016年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「注目すべき、目立つ、素晴らしい（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフィガロ（当時21歳）と交配したミスリンディが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はサンシャイン牧場。2018年のクリスマスローズステークス(オープン)で2着に入った他、2018年のペリドット特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐々木国明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2018年）

7月4日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は520kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、マイティウォーリアに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマノプレミアムに8馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアイアスを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

8月28日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのペリドット特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハーキーステップを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

10月2日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳S2の鎌倉記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（5戦3勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月22日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ディアンドルに交わされて2馬身差の2着となった。

3歳（2019年）

1月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

3月9日、中7週で迎えた10戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のヴォイスオブジョイを半馬身振り切って4勝目をゲットした。

5月5日、中5週で迎えた12戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの橘ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた13戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのHTB杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

6月23日、連闘で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのUHB杯（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

7月21日、中3週で迎えた15戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの白河特別（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの豊栄特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい18着に終わった。

10月20日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月22日、中8週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスのクリスマスカップ（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

4歳（2020年）

1月12日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

3月1日、中6週で迎えた20戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、シセイヒテンにクビ差交わされて2着となった。

3月14日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上2勝クラスの房総特別（中山芝1200m 外回り雪/重）に出走。鞍上は5戦連続で勝浦正樹騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり15着に敗れた。

4月12日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、4歳以上2勝クラスの花見山特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で勝浦正樹騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた23戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

7月5日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのさくらんぼ特別（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。