ハーキーステップ（2016年生、母デルマオサキ）

Harkee Step

2016.03.01

ハーキーステップ（2016年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「足を素早く動かす動作(バスケットボール用語)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時19歳）と交配したデルマオサキが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は金成吉田牧場。2018年のペリドット特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2018年）

6月6日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた2戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイアスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月14日、中5週で迎えた4戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのペリドット特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったルマーカーブルを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月2日、中4週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のサンシキヒエンに4馬身の差をつけて優勝

11月29日、中4週で迎えた8戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたイケノオテンチャン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた9戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったアリアナティーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3歳（2019年）

1月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた11戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったバンローズキングスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた13戦目は、3歳A B（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ビナゼウスにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月13日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

5月3日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた15戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のセイウンクロノスに4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

5月26日、中2週で迎えた16戦目は、3歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（7戦2勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月14日、中2週で迎えた17戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

10月5日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚を伸ばせず17着に敗れた。

11月10日、中4週で迎えた19戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月1日、中2週で迎えた20戦目は、C.スミヨン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの桑名特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサンキューユウガをクビ差振り切って4勝目をマークした。

12月15日、中1週で迎えた21戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの北摂特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

4歳（2020年）

3月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの中京スポーツ杯（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き15着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた23戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの仲春特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた24戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの千葉日報杯（中山芝1200m 外回り 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

7月11日、約3か月の休養明けで迎えた25戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのマカオジョッキークラブトロフィー（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

5歳（2021年）

1月16日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた26戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。