第11回 園田ユースカップ (地方重賞)

レース展開

ボルドープラージュが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くテンマダイウェーヴ

ボルドープラージュが端に立つ形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にテンマダイウェーヴが続く。そのすぐ後ろ、テツが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはジンギ。その1馬身後ろ、ブライアンビクターは中団やや前。イケノオテンチャンは中団馬群の真ん中を追走。バンローズキングスは中団後方の位置。そのあと、ハーキーステップが8番手。ホマレボシセーラは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはチェリーフオール。少し空いて、後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはカンビアーレ。最後尾にクウミリマがいる隊列で最初のコーナーを通過。

園田ユースC、ジンギが持ち前のレースセンスを駆使した安定感のある取り口で1着ゴールを果たす

先頭はボルドープラージュでリードは1馬身。単独の2番手にテツが続く。そのあと、ジンギが3番手。1馬身離れて、テンマダイウェーヴが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるボルドープラージュ。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいた1番人気のジンギが圧倒的な末脚を弾けさせてボルドープラージュを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールを駆け抜けた。2着のボルドープラージュから2馬身差の3着には、2番手の位置から息の長い末脚を発揮したテツが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたイケノオテンチャンが入線した。2番人気のテンマダイウェーヴは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって10着に敗れた。