キングバイデン（2016年生、母コパノベンザイテン）

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2018年）

6月14日、デビュー戦は井上幹太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は494kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタイムゴールドに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月14日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

8月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

10月20日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゼットカッシーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた6戦目は、2歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタイガーパンチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

3歳（2019年）

3月15日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の6,269賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキングイスカンダルに5馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

4月19日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦の木蓮賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のアキロックに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイティウォーリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、ナナカマド特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた11戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一陽特別（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタイセイレオーネにハナ差届かず2着に甘んじた。

4歳（2020年）

1月8日、中3週で迎えた12戦目は、ふなばしセレクション記念（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエスケイエンジェルに1馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

2月12日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の野島崎特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるコスモロッソを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月12日、中3週で迎えた14戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の雪柳特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月16日、約5か月の休み明けで迎えた15戦目は、愛宕山賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦4勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したブルベアクワイを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月19日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、爽秋賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（7戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のエニークラップスを3/4馬身振り切って7勝目をゲットした。

11月1日、中5週で迎えた17戦目は、花梨賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（8戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったネスターに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中4週で迎えた18戦目は、ノースウィンド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（9戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

5歳（2021年）

3月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、萌黄賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた20戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、春風賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったブリッグオドーンにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

6月7日、中5週で迎えた21戦目は、アレキサンドライト賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったストラトフォードにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月4日、約4か月の休養明けで迎えた22戦目は、オパール賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったコラゾンデオロに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。