エニークラップス（2014年生、母デザートレジーナ）

エニークラップス（2014年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のカジノドライヴ（当時9歳）と交配したデザートレジーナが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。2016年のウィナーズチャレンジ2に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2016年）

5月31日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオッズオンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

6月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のミルグラシアスに2馬身半の差をつけて優勝

8月4日、中5週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

10月11日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの’16ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

11月16日、中4週で迎えた5戦目は、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

3歳（2017年）

3月13日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月23日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、船橋ハートビートサンデー（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアプレイザルを3/4馬身振り切って3勝目を掴み取った。

8月23日、中3週で迎えた9戦目は、サザンクロス特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、仲秋特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったグレートソードに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

10月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ナナカマド特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったニャチャンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中4週で迎えた12戦目は、一陽賞（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったミスエリカに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中3週で迎えた13戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、カウントダウン2018賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2018年）

1月18日、中2週で迎えた14戦目は、酒々井特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアンデルセン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた16戦目は、よみうりランド☆ハシビロGО!特別（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

7月13日、中9週で迎えた17戦目は、アルタイル賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた18戦目は、サンケイスポーツ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

8月30日、中3週で迎えた19戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ファンタスティック賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

10月3日、中4週で迎えた20戦目は、よみうりランド☆ジュエルミネーション（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた21戦目は、リゲル賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線に入ると、前で粘るキングズアフェアーを鬼脚で半馬身差し切って4勝目を掴み取った。

12月12日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた22戦目は、nankanオールスターパークin船橋賞（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（2019年）

1月17日、中4週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた23戦目は、ハンデ戦の初夢特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月21日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、ハンデ戦の猫柳特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアットザヘルムに1馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

3月12日、中2週で迎えた25戦目は、フレンドリービット特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったコパノジャッキーに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

4月18日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の鳥待月特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

5月10日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、ハンデ戦の新緑特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

7月17日、中9週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた28戦目は、ハンデ戦の文月特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦2勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月15日、中3週で迎えた29戦目は、ペリドット賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（5戦2勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では閃光の如き末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月20日、中4週で迎えた30戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（7戦1勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入った。

10月30日、中5週で迎えた31戦目は、フェイスフルブーツ特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮したが、3着に終わった。

6歳（2020年）

1月10日、中9週で迎えた32戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のプリムラ特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、3着に入った。

2月3日、中2週で迎えた33戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、節分賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた34戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のなのはな特別（船橋ダート1700m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマコトハインケルを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

4月2日、中6週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の鳥待月特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（9戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた36戦目は、楽天競馬でポイントザクザク賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（10戦1勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた37戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、テツノカチドキ賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月20日、中8週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の納涼特別（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた39戦目は、ペリドット賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた40戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、長月の大井もSPAT4賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた41戦目は、爽秋賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したキングバイデンに3/4馬身届かず2着となった。

10月5日、中1週で迎えた42戦目は、秘密結社鷹の爪賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデ戦の小春日和特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

12月3日、中4週で迎えた44戦目は、ハンデ戦のカレンダーショー2200（船橋ダート2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7歳（2021年）

1月14日、中5週で迎えた45戦目は、ハンデ戦のロングアンドワインディング2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のドイテーをクビ差振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

2月11日、中3週で迎えた46戦目は、ハンデ戦の伊能忠敬2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

3月19日、中4週で迎えた47戦目は、ハンデ戦の日刊ゲンダイDIGITAL賞（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

7月19日、約4か月の休養明けで迎えた48戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、明鐘岬特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。