第64回 平和賞 (S3)

レース展開

ヒカリオーソが後続をリードする展開、その直後を追走するライズインザノース

ハナを切ったのはヒカリオーソ。後続との差を1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にライズインザノースが続く。そのあと、マイティウォーリアが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、トーセンガーネットは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはトーセンアイアン。その1馬身後ろ、カジノフォンテンは中団前め。サージュは中団馬群の丁度真ん中を追走。リュウノボサノバは中団後方の位置。その直後、ハルディネロが9番手。ファーストメロディは後方5番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。アギトは後方4番手に待機して進出の機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはカネトシテッキン。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはスウォードクイーン。どん尻にスフォルツアートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

平和賞、ヒカリオーソが生来のスピードでハナを取り、そのまま最後まで脚勢を落とさずトップでゴールに飛び込む

先頭はヒカリオーソでリードは1馬身。単独の2番手にマイティウォーリアが続く。そのあと、トーセンガーネットが3番手。そのすぐ後ろ、ライズインザノースが4番手。1馬身離れて、カジノフォンテンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先頭をひた走るヒカリオーソ。そのままヒカリオーソが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグングンと追い迫った1番人気のトーセンガーネットを3/4馬身振り切りトップでゴールを駆け抜けた。2着のトーセンガーネットからクビ差の3着には、2番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張った11番人気のマイティウォーリアが入った。そこから6馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたハルディネロが入線、さらにハナ差の5着には、後方5番手にいたアギトが食い込んだ。2番人気のカジノフォンテンは先行勢の後ろにいたがいいところなく7着に敗れた。