ヒカリオーソ（2016年生、母ヒカリヴィグラス）

ヒカリオーソ（2016年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時12歳）と交配したヒカリヴィグラスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヒカル牧場。2020年の川崎記念(Jpn1)で2着に入った他、2019年の東京ダービー(S1)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

岩本洋厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2018年）

7月23日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったスマートポラリスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月22日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のヒートアップ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

9月11日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の秋茜特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアギトに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月17日、中4週で迎えた4戦目は、2歳S2の鎌倉記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた5戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のトーセンガーネットを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

12月19日、中5週で迎えた6戦目は、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦2勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

3歳（2019年）

1月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で瀧川寿希也騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったトーセンガーネットに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月7日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の雲取賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で瀧川寿希也騎手（5戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミューチャリーに2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

3月20日、中5週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で瀧川寿希也騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

6月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のミューチャリーに2馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

7月10日、中4週で迎えた11戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

9月4日、中7週で迎えた12戦目は、3歳S1の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウィンターフェルに1馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

4歳（2020年）

1月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎記念オープン他地区所属（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた14戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったチュウワウィザードに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4月7日、中9週で迎えた15戦目は、S3のブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦2勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた17戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦2勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

9月2日、中4週で迎えた18戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた19戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（8戦2勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2021年）

4月22日、約7か月の休み明けで迎えた20戦目は、幸オープン（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（9戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

5月26日、中4週で迎えた21戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（10戦2勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

6月30日、中4週で迎えた22戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（11戦2勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

8月31日、中8週で迎えた23戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（12戦2勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

11月11日、中9週で迎えた24戦目は、生田オープン（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（13戦2勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた25戦目は、ビオラ賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（14戦2勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6歳（2022年）

1月13日、中4週で迎えた26戦目は、S3の船橋記念（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（15戦2勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた27戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、多摩川オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた28戦目は、S3のフジノウェーブ記念（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4月20日、中5週で迎えた29戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古岡勇樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた30戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で古岡勇樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

7月3日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた31戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3 14（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグランミュークに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月31日、中3週で迎えた32戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキョシンタンカイにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月20日、中2週で迎えた33戦目は、ファーストキッス特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた34戦目は、プリちゃんは幸せ特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトレジャーシップに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

デビュー前

別府真司厩舎（高知）へ入厩。

10月9日、中4週で迎えた35戦目は、10・22はオープン（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダノンローチェに6馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月30日、中2週で迎えた36戦目は、リンドウ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた37戦目は、ツワブキ特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（6戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったアポロテネシーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた38戦目は、タマムラサキ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で倉兼育康騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィジャーヤに6馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月10日、中1週で迎えた39戦目は、えひめまどんな特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉兼育康騎手（8戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヒロシゲダイヤに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月29日、中2週で迎えた40戦目は、年の瀬に木下智史特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で倉兼育康騎手（9戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のレベルスリーに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7歳（2023年）

1月18日、中2週で迎えた41戦目は、地球33番地特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で倉兼育康騎手（10戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、レベルスリーに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月1日、中1週で迎えた42戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、観音岩特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトリストラムに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

2月13日、中1週で迎えた43戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、野村昭一還暦記念特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリンブルスティに7馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

2月28日、中1週で迎えた44戦目は、早明浦ダム特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（11戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた45戦目は、ナウマンカルスト特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラゴロフキンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月28日、中1週で迎えた46戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、室津川特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプレトリアに4馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

4月16日、中2週で迎えた47戦目は、一般A B（高知ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（12戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はコパノフランシスと並んで1着同着となった。

4月30日、中1週で迎えた48戦目は、一般A B（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（13戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るロイズピークを凄まじい末脚で3/4馬身差し切って断トツ人気に応えた。

5月13日、中1週で迎えた49戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、ベストウォーリア賞（高知ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた50戦目は、筆山特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（14戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のヴェレノに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月17日、中2週で迎えた51戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、カレンブラックヒル賞（高知ダート1600m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた52戦目は、ルビー特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で所蛍騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたスペルマロン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた53戦目は、地方重賞のトレノ賞（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で所蛍騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた54戦目は、倉兼おつかれさま特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（15戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた55戦目は、一般A2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は所蛍騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた56戦目は、サファイア特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で所蛍騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったジョウショーリードに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた57戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、珊瑚冠賞（高知ダート1900m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた58戦目は、オパール特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のダノンロイヤルを3/4馬身振り切って優勝

10月21日、中1週で迎えた59戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、レッドファルクス賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた60戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレベルスリーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月19日、中1週で迎えた61戦目は、トパーズ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るロイズピークを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月2日、中1週で迎えた62戦目は、キセキ賞（高知ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた63戦目は、高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

8歳（2024年）

1月8日、連闘で迎えた64戦目は、ガーネット特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のシートンに1馬身半の差をつけて優勝

1月28日、中2週で迎えた65戦目は、黒潮スプリンターズカップ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた66戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、だるま夕日賞（高知ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた67戦目は、令月特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（3戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったデシジョンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月17日、中2週で迎えた68戦目は、弥生特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したロードインファイトにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月14日、中3週で迎えた69戦目は、二十四万石賞（高知ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（4戦3勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた70戦目は、ダイヤモンド特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。