テイエムフッカツ（2004年生、母テイエムリズム）

テイエムフッカツ（2004年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋復活」。毛色は鹿毛。種牡馬のデヒア（当時13歳）と交配したテイエムリズムが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川栄一。戦績は、中央平地17戦1勝、中央障害6戦0勝、地方27戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

11月12日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

12月23日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3歳（2007年）

1月21日、中3週で迎えた3戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月17日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3月24日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、最後はターニングスワローと並んで4着同着となった。

4月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島信二騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた8戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はラブレターと並んで1着同着となった。

11月17日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

12月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の志摩特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

4歳（2008年）

1月19日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

3月23日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の豊橋特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

5月17日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月12日、中4週で迎えた21戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月7日、中7週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2009年）

2月8日、中8週で迎えた23戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた24戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、やよい特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた25戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、大観峰カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた26戦目は、普賢岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月9日、中0週で迎えた28戦目は、愛鳥週間特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた29戦目は、ひなげし特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた30戦目は、阿蘇稲星山カップ（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のコウセイカズコに4馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6月17日、連闘で迎えた31戦目は、みなづき特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、市房山カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた33戦目は、多良岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた34戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた35戦目は、観音岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた36戦目は、桜島特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた37戦目は、サファイアカップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムカチボシからクビ差の2着となった。

10月15日、中2週で迎えた38戦目は、KJ3の九州記念（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた39戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムモッコスから3/4馬身差の2着となった。

11月19日、中1週で迎えた40戦目は、金峰山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた41戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた42戦目は、有明新報カップ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた43戦目は、地方重賞の肥後の国グランプリ（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（12戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2010年）

1月19日、中2週で迎えた44戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮平鷹志騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月2日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた45戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、大観峰カップ（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた46戦目は、フェニックス特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（14戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた47戦目は、新冠特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（15戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた48戦目は、やよい特別（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（16戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた49戦目は、普賢岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（17戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた50戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮平鷹志騎手（18戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。