スガオフレーバー（2014年生、母ベルベットイーグル）

スガオフレーバー（2014年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「素顔＋風味」。毛色は鹿毛。種牡馬のベーカバド（当時7歳）と交配したベルベットイーグルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は有限会社石川牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C2三。

経歴

デビュー前

高野毅厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2017年）

9月11日、デビュー戦は有年淳騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦の汐留でお仕事帰りに楽しもう賞（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

12月15日、中9週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月25日、中0週で迎えた4戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のもみの木賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2018年）

2月16日、中7週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

3月22日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた6戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクレアローズを鬼脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4月3日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったカイザーヴァルツァにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

4月25日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のエキシビジョンに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月31日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2十一十二十三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のヴェストリスを半馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

6月28日、中3週で迎えた10戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

9月27日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、空が広いで賞（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2十一十二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（4戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

12月26日、中8週で迎えた13戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、nankanオールスターパークin浦和賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

5歳（2019年）

1月10日、中1週で迎えた14戦目は、寄居円良田湖ワカサギ賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月14日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ヘヴンオンアースに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた16戦目は、THビジネスサポート高根浩史記念3rd（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた17戦目は、見沼区オープンガーデン賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた18戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のバラのまち中央区賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

5月15日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のカンパニュラ賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた20戦目は、石川の畜産物で元気!賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったクレアローズに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月13日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた21戦目は、稲妻賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のホッコーカゲムシャをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月1日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた22戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のクレイジーダイヤをハナ差振り切って雨中の混戦を制した。

7月25日、中2週で迎えた23戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和のSPAT4プレミアムポイント賞（浦和ダート800m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の兵庫のお肉を食べよう!賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた25戦目は、ラゾーナ川崎プラザソル記念（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた26戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR浦和第2戦（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6歳（2020年）

2月21日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（11戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

3月2日、中0週で迎えた29戦目は、フェネック賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般C2（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月24日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた31戦目は、一般C2十三十四十五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（13戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（14戦2勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた33戦目は、うまいぞ!こぶし花ビール賞（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（15戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。

7月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた36戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の桜並木フラワーロード賞（浦和ダート800m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7歳（2021年）

2月2日、約6か月半の休養明けで迎えた37戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた38戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

3月29日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた39戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた40戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったロゼッタハートに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた41戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（8戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた42戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた43戦目は、動物にも使える安心除菌水e-WASH賞（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。