タイシャ（2012年生、母メデタイメデタイ）

Taisha

2012.05.21

タイシャ（2012年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のルールオブロー（当時11歳）と交配したメデタイメデタイが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沼田 照秋。戦績は、地方12戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年のシリウス賞(一般B2二)。

経歴

デビュー前

的場直之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2014年）

11月28日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は489kg。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミッドアイガーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

12月30日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のたんちょう特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

4歳（2016年）

1月14日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマウンテンブルーをクビ差振り切って休養明け初戦をモノにした。

2月9日、中3週で迎えた4戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスウェプトジョーイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて優勝

2月24日、中1週で迎えた5戦目は、余寒特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦2勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトウショウブランドに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月17日、中2週で迎えた6戦目は、陽炎特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で横川怜央騎手（3戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のポルターレに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月20日、中4週で迎えた7戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横川怜央騎手（4戦4勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月22日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、白露特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で横川怜央騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のポッドシルビアをクビ差振り切って久々の実戦を物にした。

10月28日、中4週で迎えた9戦目は、千代田区特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で横川怜央騎手（6戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたネスター決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月18日、中2週で迎えた10戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で横川怜央騎手（7戦5勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったレーザーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた11戦目は、シリウス賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で横川怜央騎手（8戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタケショウメーカーに2馬身半の差をつけて制した。

5歳（2017年）

11月2日、約11か月の休み明けで迎えた12戦目は、にぎわい都市新宿賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。