ロングランシャドウ（2000年生、母ショウクイン）

ロングランシャドウ（2000年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時11歳）と交配したショウクインが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小西ファーム。戦績は、地方20戦4勝。主な勝ち鞍は2003年のツインメイト特別(C1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小西ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤賢二厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2003年）

1月24日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は483kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月11日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月24日、中5週で迎えた3戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

7月1日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のルイボスアンタレスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスーパーアローに9馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の萩特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

9月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミスターマリオに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月1日、連闘で迎えた10戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた11戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエプソムパラダイスをハナ差だけ差し切って4勝目をゲットした。

10月20日、連闘で迎えた12戦目は、一般C1十1112（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1四イ（船橋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた15戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

4歳（2004年）

1月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

1月14日、中0週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

3月4日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた19戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、雪彦山特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた20戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、スプリングウインド特別（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。