インタープレジール（2002年生、母ワールドウッド）

インタープレジール（2002年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋楽しみ（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンドスウィープ（当時11歳）と交配したワールドウッドが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方29戦4勝2着12回。主な勝ち鞍は2006年のJBCカウントダウン70(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

5月21日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

8月14日、中6週で迎えた3戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

4歳（2006年）

6月14日、約10か月の休養明けで迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るサイエミネンスを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月27日、中1週で迎えた5戦目は、赤平市エルム高原リゾート賞（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したギンマクノヨウセイを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のブラッドストーンに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

8月3日、中2週で迎えた7戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のディープポケットをクビ差制して3勝目をつかんだ。

8月24日、中2週で迎えた8戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、JBCカウントダウン70（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーアスリートに1馬身半の差をつけて優勝

10月18日、中7週で迎えた9戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、オーガニック北海道特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた10戦目は、むかわカネダイ大野ししゃも特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦3勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5歳（2007年）

4月8日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた12戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キタノカガヤキにハナ差交わされて2着となった。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアバンティイモンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月29日、連闘で迎えた15戦目は、一般B4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた16戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テンザンイカヅチに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブライティアギフトを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた18戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B4-2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月3日、中5週で迎えた19戦目は、明日葉特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般B4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトウショウトリックを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

10月29日、中5週で迎えた21戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般B4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（9戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を2馬身以上離して、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スペシャルイヤーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中2週で迎えた23戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったサンガにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中2週で迎えた24戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホウライクインに半馬身交わされて2着に敗北した。

6歳（2008年）

1月4日、連闘で迎えた25戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、オーエスレディーに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月18日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったニシノコクリュウに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったスリーカンパニーを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

3月7日、中3週で迎えた29戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、田島一紀生誕35周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた31戦目は、大畑騎手400勝おめでとう（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた32戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。