アイリスバローズ（2020年生、母インプレスゴールド）

Iris Barows

2020.02.10

アイリスバローズ（2020年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のモーリス（当時9歳）と交配したインプレスゴールドが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方12戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年のゆっちゃん中学受験頑張れ(一般C20)。

経歴

デビュー前

上村洋行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月10日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

11月26日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

3歳（2023年）

4月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

7月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。

7月15日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた7戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/不良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

11月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、レース場へ行きましょう出版記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、コースタルタウンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月21日、中2週で迎えた11戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4歳（2024年）

1月31日、中5週で迎えた12戦目は、ゆっちゃん中学受験頑張れ（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のレアリーゼを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

2月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のロブロイズハートに3馬身の差をつけて2勝目を収める

デビュー前

川西毅厩舎（愛知）へ入厩。

3月15日、デビュー戦は加藤聡一騎手を鞍上に据えて、本宮山特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

4月25日、中9週で迎えた14戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパディントンブーツに4馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤聡一騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のレアリーゼに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月14日、中5週で迎えた16戦目は、入梅特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤聡一騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた17戦目は、ドゥーベ特別（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で加藤聡一騎手（9戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のオセアジェネシスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、秋風特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で加藤聡一騎手（10戦5勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた19戦目は、オリオン座特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤聡一騎手（11戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた20戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、晩秋特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。