ブレイジェル（2003年生、母モーストファミリー）
Bragel
2003.06.08
ブレイジェル（2003年6月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ＢｒａｖｅとＡｎｇｅｌからの造語。勇敢な天空聖者」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時11歳）と交配したモーストファミリーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方36戦9勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年のナイター競馬ほのぼの観戦ツアー特別(一般B3-2)。
経歴
デビュー前
大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2006年）
7月1日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。
7月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。
8月12日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。
4歳（2007年）
1月27日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。
2月11日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。
6月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドフェアリーに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。
6月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンタップに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
7月11日、中2週で迎えた8戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイエンツォに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
7月24日、中1週で迎えた9戦目は、マイネルセレクト賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイキラーに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
8月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、サッポロビール特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノビッグに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
9月11日、中4週で迎えた11戦目は、フォーマルハウト特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月23日、中5週で迎えた12戦目は、日高町建設協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦5勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた13戦目は、新ひだか町特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
5歳（2008年）
4月29日、約6か月の休み明けで迎えた14戦目は、日高建設協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦5勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
5月15日、中1週で迎えた15戦目は、シックスセンス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。
6月3日、中2週で迎えた16戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦5勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノワカガシラをアタマ差制して6勝目を掴み取った。
6月18日、中1週で迎えた17戦目は、JAとまこまい広域メロン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーストーンから1馬身差の2着に敗北した。
7月1日、中1週で迎えた18戦目は、沼田町ほたるの里「ほたる祭り」開催記念特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で五十嵐冬樹騎手（12戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノビッグから2馬身差の2着に敗北した。
7月31日、中3週で迎えた19戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、スターキングマン賞（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーストーンからクビ差の2着に甘んじた。
8月13日、中1週で迎えた20戦目は、北海道えぞ松特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（13戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のパワフルリーフに3/4馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。
9月11日、中3週で迎えた21戦目は、サンライズペガサス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（14戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレエトワールからアタマ差の2着に甘んじた。
9月24日、中1週で迎えた22戦目は、ふらのにんじん特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（15戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロシジェットに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。
10月22日、中3週で迎えた23戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ホッカイドウ競馬平取ファンクラブ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。
6歳（2009年）
7月28日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、アドマイヤジャパン賞（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（16戦8勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ヤヨイコマチに半馬身交わされて2着に敗北した。
8月11日、中1週で迎えた25戦目は、ナイター競馬ほのぼの観戦ツアー特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（17戦8勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るエムオーステージを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて9勝目を収める
8月26日、中1週で迎えた26戦目は、プルート特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（18戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。
9月9日、中1週で迎えた27戦目は、平取町沙流川まつり特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（19戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。
9月24日、中1週で迎えた28戦目は、JAにいかっぷピーマン特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（20戦9勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。
10月7日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の北海道日高装蹄師会特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（21戦9勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
10月20日、中1週で迎えた30戦目は、函館山特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（22戦9勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。
11月4日、中1週で迎えた31戦目は、様似アポイ特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（23戦9勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。
11月18日、中1週で迎えた32戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、JA富川雷峰いちご特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
7歳（2010年）
5月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、サッポロ道産素材-SELECT-特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（24戦9勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
5月20日、中1週で迎えた34戦目は、ペガスス特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（25戦9勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。
6月1日、中1週で迎えた35戦目は、浦河ゴールデンゴッド特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（26戦9勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。
6月17日、中1週で迎えた36戦目は、JA門別馬舞米特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（27戦9勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた37戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、雪印ストリングチーズ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。
7月13日、中1週で迎えた38戦目は、全道Aiba祭特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（28戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。
7月27日、中1週で迎えた39戦目は、コールサック特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（29戦9勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。
10月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、てんびん座特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。
12月6日、中6週で迎えた41戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。