ハヤノスター（1989年生、母サンコートクイーン）

ハヤノスター（1989年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシヤカプール（当時12歳）と交配したサンコートクイーンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方22戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年のかささぎ賞(C1)。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

4月5日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4歳（1993年）

5月2日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

5月9日、連闘で迎えた3戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

9月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた5戦目は、金明國騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月26日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた9戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のセイカンミラージュをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

5歳（1994年）

5月15日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、野元博実騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元博実騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカミモリに3馬身の差をつけて2勝目を収める

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野元博実騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元博実騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミドリハヤブサから半馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元博実騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、中9週で迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のソウゲンノアサをアタマ差制して3勝目を獲得した。

10月2日、中1週で迎えた17戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケノフローレンスから4馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた19戦目は、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のメグロスキーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

11月19日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1995年）

1月5日、中1週で迎えた23戦目は、福井慎也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月15日、中0週で迎えた24戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。