ダイイチシンオー（2002年生、母カツファースト）

経歴

デビュー前

1歳のとき、森本牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって525万円で落札された。

3歳（2005年）

2月28日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るモエレカーペンターを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 小雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコノミヒカリを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

3月20日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノースランに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコウジに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

5月1日、中2週で迎えた5戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鯱の門特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたオリオンザモルゲン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

6月26日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビッグアップルに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、カワセミ特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦4勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた10戦目は、ホオジロ特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた11戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4歳（2006年）

1月7日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた14戦目は、白鳥特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（7戦4勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた15戦目は、オシドリ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた16戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

4月30日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（9戦4勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた19戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のプランシングエアーをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

7月1日、中2週で迎えた20戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた21戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた22戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた23戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。