ワンダーカホー（2003年生、母ワンダーエスセーナ）

ワンダーカホー（2003年6月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋（一番の）家宝」。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時15歳）と交配したワンダーエスセーナが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）米田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方21戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の一般C8。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

3月12日、デビュー戦は高野容輔騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

6月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は高野容輔騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた6戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

10月18日、中5週で迎えた7戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムアメジストに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオールオブザナイトに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

11月8日、連闘で迎えた9戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた10戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた11戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（3戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムスラッガーから1馬身半差の2着となった。

4歳（2007年）

1月1日、連闘で迎えた14戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオールオブザナイトに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

1月9日、連闘で迎えた15戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったプラントフレークから1馬身半差の2着に敗北した。

1月30日、中2週で迎えた16戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノモナークに5馬身の差をつけて4勝目を手にした。

2月7日、連闘で迎えた17戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた18戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月18日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた21戦目は、ニューウェーブ大崎特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた23戦目は、乙女座特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた24戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた25戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムヒコボシから4馬身差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた26戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。