ウルトラショット（2011年生、母ウルトラエナジー）
Ultra Shot
2011.05.11
ウルトラショット（2011年5月11日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時14歳）と交配したウルトラエナジーが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ノースガーデン。戦績は、地方38戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。
経歴
デビュー前
村上頼章厩舎（大井）へ入厩。
3歳（2014年）
7月6日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は481kg。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
7月27日、中2週で迎えた2戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るイガノノニを交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
8月26日、中3週で迎えた3戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。
9月16日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。
4歳（2015年）
4月7日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、一般C3九十十一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎良騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、逃げるシュヤクにクビ差届かず2着となった。
4月22日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3七八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
5月20日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。
6月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
6月24日、中2週で迎えた9戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。
5歳（2016年）
4月4日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、一般C3十二十三十四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は山崎良騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。
4月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3十十一十二（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。
5月16日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3十二十三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎良騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ラマッダレーナに半馬身交わされて2着に敗北した。
6月6日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎良騎手（6戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のボンドマティーニに4馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
6月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎良騎手（7戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサクララヴリイに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
7月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎良騎手（8戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。
8月15日、中4週で迎えた16戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎良騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。
11月14日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎良騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
11月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったトップライジングに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
12月26日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミーヤチャスカに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。
6歳（2017年）
1月25日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
2月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。
3月7日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。
3月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、抜け出したリコーセイクリッドを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
7月12日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
7月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。
8月30日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田洋騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた28戦目は、閃光賞（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で千田洋騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では電光石火の末脚を繰り出したが、4着に終わった。
10月3日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で千田洋騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。
10月31日、中3週で迎えた30戦目は、せたがや馬術2020（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で千田洋騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。
11月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で千田洋騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。
11月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で千田洋騎手（8戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
12月26日、中3週で迎えた33戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で千田洋騎手（9戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。
7歳（2018年）
1月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3九十（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で千田洋騎手（10戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
1月24日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で千田洋騎手（11戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。
2月21日、中3週で迎えた36戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で千田洋騎手（12戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。
3月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で千田洋騎手（13戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切ったが、4着に終わった。
3月28日、中2週で迎えた38戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で千田洋騎手（14戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のピーナッツバターをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。