ドンブルーローズ（2013年生、母ヴァリュー）

ドンブルーローズ（2013年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時10歳）と交配したヴァリューが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上雅規。戦績は、地方25戦1勝2着3回。2016年の背振山賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上雅規から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、村上雅規から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ドンによって129.6万円で落札された。

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

6月16日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のミスターダヴィンチに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月4日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、スーパープルームに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月3日、中3週で迎えた5戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月8日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のポートサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

11月12日、中4週で迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシーサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた8戦目は、2歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた9戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

3歳（2016年）

2月7日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の背振山賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったサプールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

4月10日、中6週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた13戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

5月24日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったドリームスピードに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

6月14日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた16戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

7月15日、中3週で迎えた17戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

7月22日、連闘で迎えた18戦目は、3歳戦のサンダーソニア賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月7日、中4週で迎えた20戦目は、3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた24戦目は、雷光賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2七八（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。