ジーガーエレン（1985年生、母ジーガーニジコ）

ジーガーエレン（1985年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のプレストウコウ（当時11歳）と交配したジーガーニジコが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方23戦1勝2着7回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上C1。

経歴

デビュー前

大久保房松厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

1月30日、デビュー戦は郷原洋行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月24日、中1週で迎えた6戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

9月18日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

10月2日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず最後はネイビーロマンと並んで7着同着となった。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた11戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/不良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

4歳（1989年）

6月21日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた12戦目は、門脇誠一騎手を鞍上に迎えて、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で門脇誠一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で門脇誠一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた15戦目は、高岡秀行騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は門脇誠一騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、細川直人騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキー（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワツチユネームから1馬身差の2着となった。

9月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高岡秀行騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般D（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高岡秀行騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンシヤインミカサから2馬身差の2着となった。

9月28日、連闘で迎えた20戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高岡秀行騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般D（札幌(地)ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は門脇誠一騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で門脇誠一騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた23戦目は、ヤングジョッキー（帯広ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は細川直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグッドネスレディからクビ差の2着に甘んじた。

11月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は門脇誠一騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5歳（1990年）

4月15日、約5か月の休み明けで迎えた25戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた26戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオカノドリームから3馬身差の2着となった。

5月12日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアフターフアイブから1馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークボーイから6馬身差の2着となった。

6月24日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホリバーからアタマ差の2着に甘んじた。

7月9日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三小田幸人騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアフターフアイブに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月16日、中3週で迎えた33戦目は、国際レディスジョッキー（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた34戦目は、C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。