マックスフーユン（1994年生、母リンドジーン）

マックスフーユン（1994年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボーザム（当時10歳）と交配したリンドジーンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグジャパンファーム。戦績は、地方34戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年のデネボラ特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

佐々木国広厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1996年）

7月15日、デビュー戦は佐々木竹見騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミネノホマレオーをクビ差制して初白星を挙げた。

8月11日、中1週で迎えた3戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（1997年）

2月4日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月24日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中0週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダブルアヤヒメから1馬身差の2着に敗北した。

9月9日、連闘で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のファストアリダーに1馬身の差をつけて制した。

9月25日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコスモス特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1998年）

4月28日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から11kg絞って迎えた9戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた10戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったミスターチャンプに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月2日、中2週で迎えた11戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

7月9日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したフジノドルフィンに半馬身届かず2着となった。

8月8日、中1週で迎えた14戦目は、涼風特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた15戦目は、葉月特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた16戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、観月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた17戦目は、L.ピンカイJr騎手を鞍上に迎えて、グッドフレンド・ジョッキー（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた18戦目は、中央区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したナリタマウンテンを差し切れず、2馬身差の2着となった。

10月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1十（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5歳（1999年）

10月12日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた22戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

11月11日、中1週で迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、柴又特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のアイビリーブに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクローズカップをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。

6歳（2000年）

1月8日、中5週で迎えた26戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったタカオコマンダーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月1日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた29戦目は、マーチ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた30戦目は、デネボラ特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線に入ると、前で粘るデスティネイションを上がり1位の末脚でアタマ差だけ差し切って5勝目をつかんだ。

5月8日、中2週で迎えた31戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、カシオペア賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイアムアドリームを差し切れず、2馬身差の2着となった。

5月18日、中0週で迎えた32戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレオブラックにハナ差届かず2着に惜敗した。

6月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のハイフレンドタイプに3馬身の差をつけて6勝目を収める

6月23日、中2週で迎えた34戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。