アカリアイドル（2012年生、母イノチノアカリ）

アカリアイドル（2012年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋アイドル、崇拝される人」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時23歳）と交配したイノチノアカリが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

9月21日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

10月12日、中2週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、トウケイファルコンに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで止まることなく走り抜いたが、フィドゥーシアに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中3週で迎えた4戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハルマッタンに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月14日、中2週で迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レース及びG1級競走への出走は初となった。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて18着に終わった。

3歳（2015年）

1月25日、中5週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた7戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 小雪/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月20日、約10か月半の休み明けで迎えた8戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。