チャチャバンブー（1986年生、母バンブーミヤビ）

チャチャバンブー（1986年2月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジヨンテイオンブル（当時13歳）と交配したバンブーミヤビが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地23戦3勝2着2回。1989年のマリーンステークス(オープン)で2着に入った他、1989年の青函ステークス(オープンハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

9月4日、デビュー戦は佐藤正雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のルーミナススマイルに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の函館3歳ステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤正雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正雄騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3歳（1989年）

2月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳400万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で佐藤正雄騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

3月4日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤正雄騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤正雄騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、マチカネヤッコサンに半馬身交わされて2着となった。

4月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳400万下のれんげ賞（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤正雄騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳400万下（阪神芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤正雄騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のウメノファイヤーを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。

5月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤正雄騎手（9戦2勝）。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり18着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた11戦目は、伊藤稔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の苫小牧特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤正雄騎手（10戦2勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

7月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上900万下のおおぞらステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正雄騎手（11戦2勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシロキタジョイをハナ差だけ差し切って3勝目を獲得した。

8月13日、中1週で迎えた14戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、マリーンステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したニッポーファイターにクビ差届かず2着となった。

9月3日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦でオープンの青函ステークス（函館芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月7日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤正雄騎手（12戦3勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

4歳（1990年）

1月6日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた17戦目は、門松ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正雄騎手（13戦3勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

5月5日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、シルクロードステークス（京都芝1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐藤正雄騎手（14戦3勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正雄騎手（15戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

7月8日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正雄騎手（16戦3勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

11月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤正雄騎手（17戦3勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

5歳（1991年）

1月19日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた22戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた23戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。