ゴールドオデッセイ（1997年生、母シルキーベイビー）

ゴールドオデッセイ（1997年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワカオライデン（当時16歳）と交配したシルキーベイビーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高村牧場。戦績は、地方24戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の初春特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高村唯三から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、厚沢保明によって372.75万円で落札された。

川村嘉秀厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1999年）

10月18日、デビュー戦は松井達也騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳（浦和ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテルノハッシーからクビ差の2着に甘んじた。

12月14日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロスギャングから1馬身差の2着となった。

3歳（2000年）

1月1日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井達也騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井達也騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のマルチアタック特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松井達也騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた7戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松井達也騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサザントッピーから1馬身半差の2着となった。

4月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のマルチスウェット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松井達也騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスミスアンドスミスに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月29日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦の若鮎特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松井達也騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の若緑特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で松井達也騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月11日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチパルス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1五ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松井達也騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチユース特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた14戦目は、一般C1五イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2001年）

1月19日、中3週で迎えた15戦目は、初春特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセイワバイロンに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

2月20日、中4週で迎えた16戦目は、一般C1四（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた19戦目は、宮沢湖特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

11月8日、約6か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般C1四（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1四イ（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5歳（2002年）

2月4日、中8週で迎えた22戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた23戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C1（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

4月2日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1五 C2一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。