プリティドール（2016年生、母ブルーアイ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、守矢牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、丸岡啓一によって410.4万円で落札された。

3歳（2019年）

3月3日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

6月2日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったジーナアイリスに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったハローマイフレンドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月30日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のパラドールに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月21日、中2週で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた6戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、ジョージア賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコーラルに7馬身の差をつけて制した。

12月17日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2020年）

2月15日、中8週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた9戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

4月11日、中7週で迎えた10戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

5月17日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したサンエイイーグルにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のフォローユアハートに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた16戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のサクセスストーリーに1馬身1/4の差をつけて優勝

8月23日、中1週で迎えた17戦目は、ムーンライトカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5歳（2021年）

3月12日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた18戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、復興祈念がんばろう大槌（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のウインルーカスをハナ差振り切って休み明け初戦を制した。

3月22日、中0週で迎えた19戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

4月13日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、若草特別（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

4月26日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、山吹特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（7戦2勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた22戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた23戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミキノイチゴに8馬身の差をつけて6勝目を手にした。

6月13日、中1週で迎えた24戦目は、レースフラワー賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた26戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（12戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したステーロを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

8月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（13戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた28戦目は、秋桜賞（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（14戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（15戦3勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。