クリスタルオージャ（1998年生、母ファインギャル）
Crystal Oja
1998.05.17
クリスタルオージャ（1998年5月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時18歳）と交配したファインギャルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は樫村牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方35戦6勝2着3回。2001年のサラブレッド3歳牝馬賞(牝ハンデ地方重賞)に勝利した他、2001年の新潟ダービー(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、樫村牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、樫村牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、赤間松次によって231万円で落札された。
赤間松次厩舎（新潟）へ入厩。
2歳（2000年）
5月19日、デビュー戦は渡辺正治騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヴァリアントからクビ差の2着に甘んじた。
5月28日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウホースナイパーからハナ差の2着となった。
6月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正治騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月23日、中1週で迎えた6戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナンバーイチバンから1馬身差の2着となった。
8月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオーサムカマーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月17日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、3歳A1（新潟(地)ダート1550m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月22日、中2週で迎えた10戦目は、2歳オープンのペガサス賞（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月19日、中3週で迎えた11戦目は、2歳ハンデ地方重賞の新潟ジュニアカップ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A1（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月17日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A1（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーオオマサに6馬身の差をつけて2勝目を獲得した。
3歳（2001年）
4月7日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、藤塚聡子騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の桃花特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月15日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ地方重賞のサラブレッド3歳牝馬賞（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は山田信大騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビューティラブワンに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。
5月3日、中2週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の新潟皐月賞（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月3日、中3週で迎えた17戦目は、一般B1イ（三条ダート1650m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月17日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（11戦3勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。
7月8日、中2週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の新潟ダービー（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（12戦3勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
8月5日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（13戦3勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。
9月8日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、ハンデ戦の新井郷川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月30日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の燕特別（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（15戦3勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。
10月24日、中2週で迎えた23戦目は、3歳地方重賞の東北ダービー（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（16戦3勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月23日、中3週で迎えた24戦目は、3歳ハンデ地方重賞の青山記念（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山田信大騎手（17戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で山田信大騎手（18戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のリョウヤライアンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月16日、連闘で迎えた26戦目は、米山特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で山田信大騎手（19戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーピナクルをアタマ差制して5勝目を挙げた。
4歳（2002年）
4月22日、約4か月の休養明けで迎えた27戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月5日、中1週で迎えた28戦目は、東北ペプシコーラ杯（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月20日、中1週で迎えた29戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、楽楽代行社開業15周年記念（上山ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月4日、中1週で迎えた30戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月17日、中1週で迎えた31戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、サンクス長井四ツ谷店記念（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月30日、中1週で迎えた32戦目は、週刊プレイボーイ浜野杯（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月14日、中1週で迎えた33戦目は、松田明彦様新築記念（上山ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月16日、中8週で迎えた34戦目は、それゆけ!かみのやま競馬（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイウンハヤブサに3/4馬身の差をつけて6勝目を獲得した。
9月29日、中1週で迎えた35戦目は、宮城県岩沼中学校S45年卒業 羊駿会特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月28日、中3週で迎えた36戦目は、たかともワンダーファーム賞（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月12日、中1週で迎えた37戦目は、五十嵐恭平騎手を鞍上に迎えて、上山市商工会会長賞（上山ダート1700m 小雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月10日、中3週で迎えた38戦目は、照屋の恋と門出を自分で祝う小賞典（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。