オリエンテーション（1986年生、母ニユーレインボー）

オリエンテーション（1986年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラインゴールド（当時17歳）と交配したニユーレインボーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は元茂修一。戦績は、中央平地6戦2勝、地方11戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の4歳400万下。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

4月16日、デビュー戦は小迫次男騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り雨/重）に出走。馬体重は496kg。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のハーバーシャンティに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月6日、中2週で迎えた2戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスズスーパーを半馬身振り切って2勝目を挙げた。

5月28日、中2週で迎えた3戦目は、4歳900万下の駒草賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

4歳（1990年）

9月9日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京芝2300m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

12月2日、中6週で迎えた7戦目は、松原正文騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンサクセスから3/4馬身差の2着となった。

5歳（1991年）

5月20日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた10戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミショウグンから2馬身半差の2着に敗北した。

7月12日、中2週で迎えた12戦目は、青木智義騎手を鞍上に迎えて、姫川特別（三条ダート1700m 雨/重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月14日、中8週で迎えた13戦目は、阿賀野川特別（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は松原正文騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた17戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。