ミナミノポステージ（1993年生、母Postage Due）

ミナミノポステージ（1993年5月13日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のPosen（当時8歳）と交配したPostage Dueが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方37戦22勝2着4回。1998年の織姫賞(地方重賞)に勝利した他、1998年の尊氏賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

8月24日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、長島茂夫騎手を鞍上に迎えて、一般C5カ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマイティガールに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月29日、中2週で迎えた4戦目は、井伊慶二騎手を鞍上に迎えて、一般C5ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキタハラタイヨウに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（1997年）

1月9日、中1週で迎えた5戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は長島茂夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナポレオンハイジに1馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

2月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（足利ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリュースモンドに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月15日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長島茂夫騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクリユウに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長島茂夫騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤエノタイオーに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長島茂夫騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のオヤマスペインに4馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

4月6日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長島茂夫騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスライトニングに1馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

4月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長島茂夫騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブライトハイクインに2馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

5月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長島茂夫騎手（7戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスライトニングに2馬身半の差をつけて10連勝を達成した。

5月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で長島茂夫騎手（8戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノチヨダをクビ差制して連勝数を11に伸ばした。

6月9日、中3週で迎えた14戦目は、シンビジュウム特別（足利ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で長島茂夫騎手（9戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノチヨダから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長島茂夫騎手（10戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドローマンをクビ差制して勝利を手に入れた。

7月5日、連闘で迎えた16戦目は、松田川特別（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で長島茂夫騎手（11戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノヴィガラスから2馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で長島茂夫騎手（12戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミドリタケルをハナ差制して勝利数を13に伸ばす

8月22日、中4週で迎えた18戦目は、ハマユウ特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で長島茂夫騎手（13戦11勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノヴィガラスに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

9月7日、中1週で迎えた19戦目は、ふじばかま特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で長島茂夫騎手（14戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた20戦目は、きつつき特別（足利ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で長島茂夫騎手（15戦12勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノヴィガラスに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月3日、中1週で迎えた21戦目は、キンレンカ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で長島茂夫騎手（16戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったチヨノペガサスから1馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、中2週で迎えた22戦目は、羽黒山特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で長島茂夫騎手（17戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のオオザターボに半馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

11月4日、中1週で迎えた23戦目は、イチョウ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で長島茂夫騎手（18戦14勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミドリタケルに1馬身の差をつけて優勝

11月19日、中1週で迎えた24戦目は、カエデ特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で長島茂夫騎手（19戦15勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオオザターボをハナ差制して勝利数を18に伸ばす

12月4日、中1週で迎えた25戦目は、カシオペア特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で長島茂夫騎手（20戦16勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオオザターボに3/4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月30日、中3週で迎えた26戦目は、地方重賞のとちぎ大賞典（宇都宮ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で長島茂夫騎手（21戦17勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1998年）

1月12日、中1週で迎えた27戦目は、新春特別（宇都宮ダート1900m 雪/不良）に出走。鞍上は21戦連続で長島茂夫騎手（22戦17勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた28戦目は、地方重賞の織姫賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で長島茂夫騎手（23戦17勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコウサイレントに2馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす

3月2日、中4週で迎えた29戦目は、地方重賞の足利記念（足利ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は23戦連続で長島茂夫騎手（24戦18勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた30戦目は、春光特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で長島茂夫騎手（25戦18勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコウサイレントに半馬身の差をつけて勝利数を21に伸ばす

4月23日、中4週で迎えた31戦目は、卯月特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で長島茂夫騎手（26戦19勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた32戦目は、地方重賞の八汐賞（宇都宮ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は26戦連続で長島茂夫騎手（27戦19勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた33戦目は、山吹特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で長島茂夫騎手（28戦19勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中0週で迎えた34戦目は、3歳地方重賞の尊氏賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で長島茂夫騎手（29戦19勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキアイフルパワーから2馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中3週で迎えた35戦目は、地方重賞の太平記記念（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で長島茂夫騎手（30戦19勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた36戦目は、文月特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は30戦連続で長島茂夫騎手（31戦19勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた37戦目は、葉月特別（宇都宮ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は31戦連続で長島茂夫騎手（32戦19勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1999年）

1月19日、約5か月半の休み明けで迎えた38戦目は、チドリ特別（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は32戦連続で長島茂夫騎手（33戦19勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサホロランランに3/4馬身の差をつけて休養明けの一戦を制した。

2月13日、中3週で迎えた39戦目は、ふきのとう特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は33戦連続で長島茂夫騎手（34戦20勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。