スイートサクラ（2010年生、母リバティスプライト）

スイートサクラ（2010年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時13歳）と交配したリバティスプライトが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大西ステイブル。戦績は、地方24戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の2歳B2一。

経歴

デビュー前

谷口常信厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

8月1日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から32kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた3戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

9月11日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月24日、連闘で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ヴォーンハオスに半馬身交わされて2着となった。

11月6日、連闘で迎えた10戦目は、2歳（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るアンシャンテを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月15日、連闘で迎えた11戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた12戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳B2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のアメリカンドラゴンを半馬身振り切って2勝目を手にした。

12月30日、中1週で迎えた13戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（2013年）

4月6日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のフキノトウレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

6月13日、中7週で迎えた16戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

4歳（2014年）

5月6日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から44kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、オーバーフェンスにハナ差交わされて2着となった。

5月22日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、サンデーアゲインに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（5戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパルに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月18日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（6戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

7月2日、中1週で迎えた22戦目は、室蘭イルカ・鯨ウオッチング賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桜井拓章騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

10月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた23戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた24戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、二風谷ファミリーランド賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。