ハツノパペーテ（1986年生、母ライバハクリュウ）
Hatsuno Papeete
1986.04.23
ハツノパペーテ（1986年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時14歳）と交配したライバハクリュウが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地17戦2勝2着1回、地方42戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の4歳以上400万下。
経歴
デビュー前
仲住芳雄厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1989年）
4月2日、デビュー戦は菅原泰夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。
4月29日、中3週で迎えた2戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。
5月20日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は菅原泰夫騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入った。
6月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のニッポーミデオンに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
7月8日、中3週で迎えた5戦目は、4歳400万下のほおずき賞（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で菅原泰夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したビンゴサンクにアタマ差届かず2着に惜敗した。
7月23日、中1週で迎えた6戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の三面川特別（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。
8月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下の万代特別（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は菅原泰夫騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
8月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の豊栄特別（新潟芝2000m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。
9月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上400万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原泰夫騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。
10月7日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上400万下（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原泰夫騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。
10月29日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原泰夫騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のアイネスグリーンに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。
11月18日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原泰夫騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。
12月2日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の南総特別（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で菅原泰夫騎手（10戦2勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原泰夫騎手（11戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。
4歳（1990年）
1月6日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原泰夫騎手（12戦2勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。
5歳（1991年）
6月16日、約17か月半の休み明けで迎えた16戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原泰夫騎手（13戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。
6月29日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原泰夫騎手（14戦2勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。
10月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から41kg増やして迎えた18戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月27日、中2週で迎えた19戦目は、越野亨騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた20戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月19日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上B1-1（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本忠司騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月1日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本忠司騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
6歳（1992年）
1月2日、中4週で迎えた23戦目は、小林敏昭騎手を鞍上に迎えて、門松特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
1月29日、中3週で迎えた24戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。
2月12日、中1週で迎えた25戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月18日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月11日、中2週で迎えた27戦目は、もくれん特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋田実騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月2日、中2週で迎えた28戦目は、フェニックス特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林敏昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月20日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林敏昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林敏昭騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月15日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林敏昭騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月4日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2三四（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林敏昭騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた33戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月11日、中1週で迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月7日、中3週で迎えた35戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた37戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月20日、中1週で迎えた38戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で草地保隆騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
7歳（1993年）
1月9日、中2週で迎えた39戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた40戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月10日、連闘で迎えた41戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコーカムイオーから7馬身差の2着となった。
4月24日、中1週で迎えた42戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（8戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月8日、中1週で迎えた43戦目は、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月29日、中2週で迎えた44戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（10戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。
6月5日、連闘で迎えた45戦目は、及川良春騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月12日、連闘で迎えた46戦目は、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川良春騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパートライから3馬身差の2着に敗北した。
6月19日、連闘で迎えた47戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（11戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
7月3日、中1週で迎えた48戦目は、一般（盛岡ダート1100m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（12戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月10日、連闘で迎えた49戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は及川良春騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月24日、中1週で迎えた50戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川良春騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月15日、中2週で迎えた51戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で及川良春騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月22日、連闘で迎えた52戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（13戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月4日、中1週で迎えた53戦目は、一般（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は及川良春騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月11日、連闘で迎えた54戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（14戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月18日、連闘で迎えた55戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月2日、中1週で迎えた56戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/稍重）に出走。鞍上は及川良春騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月9日、連闘で迎えた57戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/稍重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（15戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月24日、中1週で迎えた58戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（16戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月1日、連闘で迎えた59戦目は、山崎進騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1100m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。