スーパートライ（1987年生、母トキノユーメー）

スーパートライ（1987年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のアーテイアス（当時13歳）と交配したトキノユーメーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、中央平地21戦2勝2着1回、地方30戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

9月10日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェーンエアを豪脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（1990年）

3月17日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は安田隆行騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下の露草賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

12月8日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田隆行騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4歳（1991年）

1月26日、中6週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で安田隆行騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったセンターリキショウを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月17日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安田隆行騎手（7戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るインターマーシを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて久々に白星を挙げた。

3月2日、中1週で迎えた10戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の吉野ケ里特別（小倉芝1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の静原特別（京都芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（8戦2勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた12戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の乙訓特別（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（京都芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（9戦2勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（中京芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（10戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月27日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（11戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

9月14日、中6週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（12戦2勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の二見ケ浦特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田隆行騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

11月2日、中4週で迎えた19戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた20戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた21戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5歳（1992年）

4月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた22戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、八海山特別（三条ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた23戦目は、谷川岳特別（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた24戦目は、駒ヶ岳特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた25戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、五頭連峰特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったパラストワイスからアタマ差の2着となった。

6月23日、中2週で迎えた26戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、新井郷川特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、赤倉特別（三条ダート1700m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた28戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、かもしか賞（三条ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月28日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、飯豊連峰特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた30戦目は、錦秋特別（新潟(地)ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた31戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、麒麟山特別（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた32戦目は、朝日岳特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた33戦目は、鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた34戦目は、ディセンバー特別（新潟(地)ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1993年）

1月4日、中2週で迎えた35戦目は、松竹梅特別（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月12日、約5か月半の休養明けで迎えた36戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハツノパペーテに3馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

6月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセンゴクコマチに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムティチェッカーからクビ差の2着に甘んじた。

7月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般（盛岡ダート1420m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントウェザーから半馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中6週で迎えた40戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた41戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた42戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた43戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた44戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサカモトガロトに6馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

11月28日、中1週で迎えた45戦目は、一般（水沢ダート1420m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシカユキミロードに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月11日、中1週で迎えた46戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた47戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で関本浩司騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（1994年）

1月3日、連闘で迎えた48戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で関本浩司騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーワミラクルから2馬身半差の2着に敗北した。

4月11日、約3か月半の休養明けで迎えた49戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本浩司騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた50戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で関本浩司騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた51戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で関本浩司騎手（10戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。