バンクロール（2019年生、母トパーズトウショウ）
Bankroll
2019.03.13
バンクロール（2019年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ポーカーをプレイする時の資金」。毛色は鹿毛。種牡馬のディーマジェスティ（当時6歳）と交配したトパーズトウショウが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は畠山牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
1歳のとき、畠山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
田中克典厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2021年）
10月9日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。
10月16日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。
3歳（2022年）
1月30日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
2月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中健騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。
4月16日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中健騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
4月23日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中健騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。
6月19日、中7週で迎えた7戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。
7月24日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。
8月6日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のパフオブウインドに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
9月4日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。
12月28日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中健騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、5着に入り込んだ。
4歳（2023年）
1月22日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中健騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。
4月29日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。
7月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、津田沼賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。
8月9日、中1週で迎えた15戦目は、木更津特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木間塚龍馬騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。
9月29日、中6週で迎えた16戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、爽涼賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。
10月27日、中3週で迎えた17戦目は、パキラ賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。
12月1日、中4週で迎えた18戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、リゲル賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、3着に入った。
12月20日、中2週で迎えた19戦目は、プラタナス特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。
5歳（2024年）
1月4日、中1週で迎えた20戦目は、黒豆賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。
1月18日、中1週で迎えた21戦目は、馬い!八幡平バイオレット発売記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で篠谷葵騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。
2月8日、中2週で迎えた22戦目は、馬い!熊本菊池水田ごぼう（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で篠谷葵騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。
3月6日、中3週で迎えた23戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、馬い!佐賀小松レモン発売記念（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。
6月28日、約4か月の休養明けで迎えた24戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、鹿野山特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。
7月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、習志野市制施行70周年記念賞（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。
8月27日、中5週で迎えた26戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
9月23日、中3週で迎えた27戦目は、馬い!佐賀小松レモン記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカーニバルマーチに3/4馬身届かず2着となった。
10月9日、中1週で迎えた28戦目は、雪ノ下賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。
10月29日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1四五（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。