キャニオンブラボー（1997年生、母ハートノジエンヌ）

キャニオンブラボー（1997年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のナリタタイシン（当時7歳）と交配したハートノジエンヌが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方47戦2勝2着9回。主な勝ち鞍は2001年の一般B11。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

3月25日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

7月30日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の新潟オーガストシリーズ第2戦（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた5戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4歳（2001年）

1月14日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイヒミコから3馬身差の2着に敗北した。

2月5日、連闘で迎えた9戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた10戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイニングロマンから半馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリーヴァから2馬身半差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、春蘭特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾崎章生騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月18日、中3週で迎えた13戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾崎章生騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で尾崎章生騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた15戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で尾崎章生騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月11日、中4週で迎えた16戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で尾崎章生騎手（9戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックパワーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月28日、中1週で迎えた17戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた18戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンオーヒメから1馬身半差の2着となった。

8月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたスギノスカッシュ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月23日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内沢信昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内沢信昭騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内沢信昭騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーヘスペロスから1馬身半差の2着となった。

10月12日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で内沢信昭騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったボディヒートからアタマ差の2着となった。

10月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で内沢信昭騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒプルミエに半馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月5日、中0週で迎えた27戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で内沢信昭騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内沢信昭騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた29戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョースウィンガーから1馬身半差の2着となった。

12月10日、連闘で迎えた30戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内沢信昭騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2002年）

1月13日、中4週で迎えた31戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、フリージア特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた32戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた33戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた34戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた36戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた37戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた38戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた39戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた40戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた41戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福重正吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月29日、連闘で迎えた42戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福重正吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた43戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で福重正吾騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた44戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で福重正吾騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた45戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で福重正吾騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた46戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で福重正吾騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた47戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で福重正吾騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた48戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で福重正吾騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた49戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で福重正吾騎手（10戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた50戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で福重正吾騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた51戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で福重正吾騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた52戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で福重正吾騎手（13戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。