ジョースウィンガー（1997年生、母ジョーテディベア）

Jo Swinger

1997.05.05

ジョースウィンガー（1997年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時9歳）と交配したジョーテディベアが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠伊藤牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方18戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のチューリップ特別(一般B)。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

3月25日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず17着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

7月23日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で小原義之騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小原義之騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた8戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

10月14日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

10月22日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（8戦0勝）。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

11月29日、中4週で迎えた14戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のプラチナワンに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオグリパートナーに2馬身半の差をつけて制した。

12月31日、連闘で迎えた16戦目は、万両特別（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のユウパサールに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2001年）

1月18日、中2週で迎えた17戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のショウザンニチリンに3/4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーアンバーをアタマ差制して怒涛の5連勝を決めた。

2月23日、中2週で迎えた19戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（5戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトシヒロムテキに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（6戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノマサムネからクビ差の2着に甘んじた。

3月26日、中2週で迎えた21戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（7戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウォータープリックに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月12日、約6か月半の休み明けで迎えた22戦目は、満田英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた23戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた24戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンブラボーに1馬身半の差をつけて8勝目を手中に収めた。

12月24日、中2週で迎えた25戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のボディヒートに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月31日、連闘で迎えた26戦目は、一般B4（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラグビーヒーローから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2002年）

1月14日、中1週で迎えた27戦目は、満田真吾騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタスーパーリリに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

1月27日、中1週で迎えた28戦目は、セントポーリア特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で満田真吾騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒシュネルに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月3日、連闘で迎えた29戦目は、節分特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は満田英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた30戦目は、きんせんか特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は満田真吾騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中3週で馬体重を前走から102kg減らして迎えた31戦目は、もくれん特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で満田真吾騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。