ステラルージュ（2014年生、母マザーズウィッシュ）

ステラルージュ（2014年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「恒星（伊）＋真紅（仏）。真紅の恒星」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤオーラ（当時10歳）と交配したマザーズウィッシュが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中村弘昭。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

渡辺薫彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月4日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は400kg。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したエンゲルヘンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3歳（2017年）

1月28日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のニシノフローラルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3月12日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（2戦1勝）。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

4月23日、中5週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高倉稜騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したハウメアにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で高倉稜騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったサングレーザーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

7月9日、中8週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の清洲特別（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高倉稜騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

9月3日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で高倉稜騎手（6戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

10月15日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で高倉稜騎手（7戦1勝）。17頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

12月2日、中6週で迎えた9戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4歳（2018年）

3月18日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の豊橋特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入った。

4月8日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（8戦1勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

5月19日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（9戦1勝）。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

6月23日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（10戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高倉稜騎手（11戦1勝）。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

9月29日、中9週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高倉稜騎手（12戦1勝）。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

12月8日、中9週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の犬山特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

5歳（2019年）

1月27日、中6週で迎えた17戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

4月29日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（13戦1勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

8月7日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、名古屋チャレンジカップアポロ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（14戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

2019年8月14日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。

10月19日、中9週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（15戦1勝）。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

2019年11月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。