第51回 フィリーズレビュー (G2)

レース展開

アズールムーンが後続を引き連れる形、2番手に続くベルカプリ

アズールムーンがハナを奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にベルカプリが続く。その後ろ、ジューヌエコール、アルミューテン、シグルーンらが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはフラウティスタ、クインズサリナ、タガノカトレアら3頭。その1馬身後ろ、ステラルージュとレーヌミノルは中団前寄り。ヤマカツグレース、ビーカーリー、アンジュデジールらは中団後方の位置。スリーミスヨハネスとラーナアズーラは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはアカカ。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはカラクレナイ。少し離れたしんがりにゴールドケープがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フィリーズレビュー、カラクレナイが弾丸の如き豪脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はアズールムーンでリードは1馬身。2番手にベルカプリとアルミューテンが続く。そのすぐ後ろ、ジューヌエコールとシグルーンが4番手。1馬身離れて、クインズサリナとレーヌミノルが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、6番手から抜け出したのは1番人気のレーヌミノル。そのまま押し切るかに見えたが、後方2番手にいた2番人気のカラクレナイが次元の違う末脚を炸裂させてレーヌミノルを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着のレーヌミノルから1馬身1/4差の3着には、最後方の位置から閃光のような末脚を発揮したゴールドケープが入った。そこから2馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたジューヌエコールが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、中団後方にいたヤマカツグレースが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはフラウティスタが入った。