ビートフォルテ（2014年生、母オフジオールドブロック）

ビートフォルテ（2014年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「鼓動＋強い（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時15歳）と交配したオフジオールドブロックが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の岩手ブロック協議会会長賞(一般C2十六)。

経歴

デビュー前

6歳のとき、オーシャンレーシングから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、坂本秀樹によって22万円で落札された。

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

12月3日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。

3歳（2017年）

6月25日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

9月2日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、岩手ブロック協議会会長賞（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のヤマニンレナータに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月17日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

9月23日、連闘で迎えた6戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、アヤシに交わされて7馬身差の2着に敗北した。