ホクセイテンダー（1988年生、母シヨウエイニシキ）

ホクセイテンダー（1988年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロジンスキー（当時10歳）と交配したシヨウエイニシキが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）丸一牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

11月3日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエビスラッキーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

12月16日、中1週で迎えた4戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

3歳（1991年）

1月7日、中2週で迎えた5戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の七草賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下のあすなろ賞（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は須貝尚介騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のゆきやなぎ賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた8戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のさわらび賞（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下の君子蘭賞（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月1日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

9月14日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の桑名特別（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

11月3日、中6週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた12戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場なく15着に終わった。

11月30日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4歳（1992年）

6月20日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（9戦1勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（10戦1勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

5歳（1993年）

1月4日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた18戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月31日、中5週で迎えた19戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクランツからアタマ差の2着に甘んじた。

6月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C4-5（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシロキタエレガンスをクビ差制して久しぶりに白星を挙げた。

7月5日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C3-1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた22戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月27日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C3-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C3-5（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノチャイルドに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

8月30日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C3-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。