セントターキン（1992年生、母マロンシロー）

セントターキン（1992年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時10歳）と交配したマロンシローが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地24戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年の秩父特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

12月4日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に敗れた。

3歳（1995年）

1月29日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシンブラボー決め手に屈してクビ差の2着となった。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

7月23日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は水野貴広騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。17頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、伸びてきたマンダラヴィエント決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

8月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったビバムールに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月18日、中2週で迎えた8戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヘラストークに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月8日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

10月29日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のタガジョーウインを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

12月3日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた12戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’95ジョッキーズグランプリ（中山芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

4歳（1996年）

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、5歳以上900万下の’96中山ヤングジョッキーズステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月12日、中3週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の秩父特別（東京芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は的場均騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のワンノブトウショウを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

9月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上900万下の浦安特別（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（4戦3勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したケニイサンタを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

10月12日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の多摩川特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（5戦3勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のルグリエールを3/4馬身振り切って4勝目を奪取した。

10月27日、中1週で迎えた17戦目は、白秋ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（6戦4勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた18戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ノベンバーステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

5歳（1997年）

3月9日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のサンシャインステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

4月19日、中5週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の晩春ステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

5月18日、中3週で迎えた21戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のメイステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

12月6日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上1600万下の北総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は的場均騎手（7戦4勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上1600万下のアクアラインステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

6歳（1998年）

1月6日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上1600万下の迎春ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（8戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。