トニーロマンス（2019年生、母ミッシェルラブ）
Tony Romance
2019.02.18
トニーロマンス（2019年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+父母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のラニ（当時6歳）と交配したミッシェルラブが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内山田牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳。
経歴
デビュー前
中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2021年）
10月9日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。
11月20日、中5週で迎えた2戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。
3歳（2022年）
3月2日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のアクアマリンフラワー賞 J選（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。
3月21日、中2週で迎えた4戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、シズオウに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
4月17日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。
5月1日、中1週で迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、キューバンピートにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
5月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のひさくん記念特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモマーチに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
5月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
8月3日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池谷匠翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったムーディナイルに詰め切れず、7馬身差の2着となった。
8月25日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオリンピッカーに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
9月14日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の梟特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池谷匠翔騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
10月10日、中3週で迎えた12戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、神奈川に咲かせ長寿のいい笑顔賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったモンディアマンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
11月7日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は池谷匠翔騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。
4歳（2023年）
5月26日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、遠藤健太騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた15戦目は、木澤奨騎手を鞍上に迎えて、パナシェ賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。
6月27日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の一般C1 C2（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木澤奨騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。
7月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は池谷匠翔騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。
8月2日、中2週で迎えた18戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた19戦目は、地方競馬教養センター賞（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。
9月4日、中2週で迎えた20戦目は、シャンゼリゼ賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。
9月18日、中1週で迎えた21戦目は、ブルー・ムーン賞（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。
10月3日、中1週で迎えた22戦目は、シャンハイ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は遠藤健太騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。
10月31日、中3週で迎えた23戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。
デビュー前
遠藤茂厩舎（大井）へ入厩。
デビュー前
遠藤茂厩舎（大井）へ入厩。
12月9日、デビュー戦は谷内貫太騎手を鞍上に据えて、C2十一 十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番ゲートからスタート。出走取消となった。
5歳（2024年）
4月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた25戦目は、高橋優騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。