3歳

レース展開

ムーディナイルが全馬を率いる形、その直後に続くジェイケイボニータ

ムーディナイルが果敢に端をきり、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にジェイケイボニータが続く。続いて、コウユーミライエが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはトニーロマンス。その1馬身後ろ、ハロサンは中団やや前。フォートウィリアムは中団馬群のど真ん中を追走。ミストラは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、カニグーが8番手。エンハンブレは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはタンタシオン。殿にミストーザイとデンバーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ムーディナイルが後続を軽々と振り切る圧巻の内容で初白星を挙げる

先頭はムーディナイルでリードは1馬身。単独の2番手にトニーロマンスが続く。その後ろ、ジェイケイボニータが3番手。1馬身離れて、フォートウィリアムが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、尚も先頭を突き進む1番人気のムーディナイル。そのままムーディナイルが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に7馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、2番手の位置から卓抜した伸び脚で猛進したトニーロマンスが続き、2着と5馬身差の3着には、中団前目の位置から天稟の我慢強さを発揮してゴールまで力走したハロサンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたフォートウィリアムが入線した。2番人気のジェイケイボニータは絶好位にいたがいいところなく6着に敗れた。