モンディアマン（2019年生、母ワンダーアムレット）

Mont Diamant

2019.05.14

モンディアマン（2019年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のディープスカイ（当時14歳）と交配したワンダーアムレットが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はフクダファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

鈴木義久厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2021年）

11月12日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

3歳（2022年）

4月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクイーンピースに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月16日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームラヴァーに4馬身の差をつけて制した。

6月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月10日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、神奈川に咲かせ長寿のいい笑顔賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトニーロマンスに5馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

11月9日、中3週で迎えた6戦目は、七変化賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた7戦目は、大磯港みなとオアシス賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のオウケンミッキーに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

4歳（2023年）

1月4日、中2週で迎えた8戦目は、C1一 二 三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（6戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカルラファクターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

1月30日、中3週で迎えた9戦目は、雪化粧特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（7戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

6月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、見返り美人特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（8戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィクトリオーソに7馬身の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

7月28日、中5週で迎えた11戦目は、涼風特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（9戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーセンフランクに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、キングの塔特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で町田直希騎手（10戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のズンガリプテルスに4馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

5歳（2024年）

1月29日、中6週で迎えた13戦目は、雪化粧特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で町田直希騎手（11戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。