涼風特別

レース展開

ペイシャガンとモンディアマン

モンディアマンとペイシャガンが並んでハナに立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして集団を牽引。シグラップリンリンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはトーセンフランクとナチュラルボーン。その1馬身後ろ、スティールタイムは中団前寄り。ビックランサーは中団馬群の真ん中あたりを追走。ハッピーバレーは中団後方の位置。その直後、ゴールドレーベンが9番手。フィスラーとイライジャは後方4番手で機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはソフィアバローズ。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはピンクプラム。しんがりにアダマスミノルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

涼風特別、トーセンフランクがテンの速さを駆使した好位差しのスタイルで6勝目を収める

先頭はモンディアマンでリードは1馬身。単独の2番手にトーセンフランクが続く。そのすぐ後ろ、ペイシャガンが3番手。1馬身離れて、ビックランサーとナチュラルボーンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のモンディアマン。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいた2番人気のトーセンフランクが強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、逃げ粘ったモンディアマンが続き、2着と2馬身半差の3着には、先行勢の後ろの位置からゴールまでジンワリと伸びたビックランサーが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたスティールタイムが入線、さらにクビ差の5着には、9番手にいた12番人気のソフィアバローズが食い込んだ。