スーパースケール（1989年生、母フラワードリーム）

スーパースケール（1989年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデイカードレム（当時10歳）と交配したフラワードリームが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川ファーム。戦績は、中央平地13戦0勝、地方24戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の一般B2-3。

経歴

デビュー前

荻野光男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月1日、デビュー戦は音無秀孝騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

6月13日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月8日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で北沢伸也騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で北沢伸也騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

12月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は9戦連続で北沢伸也騎手（8戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で北沢伸也騎手（9戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

4歳（1993年）

1月30日、中5週で迎えた12戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた13戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

4月20日、中8週で迎えた14戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードムーンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月10日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C3-1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメイトウスーパーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月23日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のベルフラワーに4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

6月8日、中1週で迎えた17戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤノランに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月20日、中1週で迎えた18戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミアンセルモをハナ差制して怒涛の5連勝を決めた。

7月20日、中3週で迎えた19戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（5戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーダイヤモンドから2馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレオターボに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月30日、中1週で迎えた22戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（7戦6勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月28日、中3週で迎えた23戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノスペリオールをクビ差制して勝利を手に入れた。

11月21日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリエントパールから4馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた26戦目は、シクラメン特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた27戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、クリスマス特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1994年）

1月7日、中1週で迎えた28戦目は、七草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた29戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（足利ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた30戦目は、一般B1（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた31戦目は、おひつじ座特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた32戦目は、スプリング特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた33戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた34戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた35戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた36戦目は、キンセンカ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた37戦目は、あじさい特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。