モガミアンセルモ（1988年生、母タケノジヨージ）
Mogami Anselmo
1988.04.02
モガミアンセルモ（1988年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時14歳）と交配したタケノジヨージが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は上田 五十詞。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回、地方47戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1990年）
10月13日、デビュー戦は原昌久騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 小雨/良）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。
10月27日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。
3歳（1991年）
1月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。
1月27日、中1週で迎えた4戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったシンボリプレジールに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
2月10日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のサミットベルグを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。
7月20日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で菅原泰夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。
8月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原泰夫騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。
9月14日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は原昌久騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。
4歳（1992年）
5月26日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた9戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた10戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月30日、中6週で迎えた11戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月22日、中2週で迎えた12戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテッセンホーマーから3馬身差の2着に敗北した。
10月12日、中6週で迎えた13戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた14戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は端勝成騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月30日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は端勝成騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（1993年）
4月26日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月11日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月24日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた22戦目は、宮岸由香騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のハートストリングスに半馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。
6月20日、中1週で迎えた23戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮岸由香騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパースケールからハナ差の2着となった。
7月4日、中1週で迎えた24戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮岸由香騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハードジェネシスに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
7月20日、中1週で迎えた25戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮岸由香騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月3日、中1週で迎えた26戦目は、ひまわり賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮岸由香騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月16日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮岸由香騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハートストリングスに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月31日、中1週で迎えた28戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮岸由香騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月26日、中7週で迎えた29戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、特別アスター賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月7日、中1週で迎えた30戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は宮岸由香騎手（7戦3勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮岸由香騎手（8戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のセテカパルサーに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。
12月7日、中1週で迎えた32戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮岸由香騎手（9戦4勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月21日、中1週で迎えた33戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、特別ゴールデンジョッキー（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
6歳（1994年）
6月5日、約5か月半の休み明けで迎えた34戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮岸由香騎手（10戦4勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月19日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮岸由香騎手（11戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリスクユウコからハナ差の2着に甘んじた。
7月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮岸由香騎手（12戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のインターダストに1馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。
7月19日、中1週で迎えた37戦目は、森橋日出雄騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月2日、中1週で迎えた38戦目は、特別ひまわり賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮岸由香騎手（13戦5勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月10日、中9週で迎えた39戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮岸由香騎手（14戦5勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月24日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮岸由香騎手（15戦5勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮岸由香騎手（16戦5勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノコクオーから1馬身半差の2着となった。
11月19日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮岸由香騎手（17戦5勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月5日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮岸由香騎手（18戦5勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月19日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた44戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、特別ゴールデンジョッキー（金沢ダート1700m 小雪/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシホロライデンから1馬身半差の2着となった。
7歳（1995年）
1月4日、中1週で迎えた45戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は大瀬戸豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーソブリンに3馬身の差をつけて勝利をモノにする
4月9日、約3か月の休養明けで迎えた46戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1-4（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月23日、中1週で迎えた47戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリスクジャッジに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月2日、連闘で迎えた48戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月14日、中1週で迎えた49戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長嶋和彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイレイダーに2馬身半の差をつけて9勝目を手にした。
6月25日、中5週で迎えた50戦目は、田原真二騎手を鞍上に迎えて、オールジャパンリーディングジョッキー（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた51戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月11日、約3か月の休み明けで迎えた52戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は森橋日出雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月24日、中1週で迎えた53戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で森橋日出雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月6日、中1週で迎えた54戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月20日、中1週で迎えた55戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。