テイリツエンゼル（1991年生、母ステイールビーズ）

テイリツエンゼル（1991年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のサルタモンテス（当時17歳）と交配したステイールビーズが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田嘉隆。戦績は、地方22戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年のインターナショナルジョッキーカップ。

経歴

デビュー前

保利照美厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1993年）

10月19日、デビュー戦は保利幸作騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で保利幸作騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のチキリローゼンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月10日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利幸作騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1994年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で保利幸作騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月25日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスエヒカリに6馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

6月7日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上F5 F6（園田ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノガンバに6馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月23日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上F1 F2（園田ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨラカヒットに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月10日、中6週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上E1 E2（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサザンプリンセスに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月31日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上D1（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテツノハーモニーに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月23日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上C1（園田ダート1630m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサカエドリームに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月10日、中1週で迎えた11戦目は、トータリゼータカップ（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオントキカネに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

11月9日、中3週で迎えた12戦目は、森繁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の姫山菊花賞（姫路ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンターキングから1馬身半差の2着となった。

4歳（1995年）

9月12日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた13戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上A5（園田ダート1630m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテイリツラピスに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

10月5日、中2週で迎えた14戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノゴッドから半馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、サンスポ桜橋特別（園田ダート1630m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックパンサーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月5日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、J.コレット騎手を鞍上に迎えて、インターナショナルジョッキーカップ（園田ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリースピカに3/4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5歳（1996年）

1月3日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた17戦目は、新春賞（園田ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月20日、約10か月半の休養明けで迎えた18戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた19戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、インターナショナルジョッキーカップ（園田ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた20戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマノシンボルから1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（1997年）

1月16日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーシームから3馬身差の2着に敗北した。